なぜCirculivは『サステナブルブランド』と名乗らないのか

日本語では「持続可能性」と訳されるサステナビリティ。この言葉はどの視点から物事を見るかによって、意味が大きく変わってくるかもしれません。Circulivではこの言葉を、あえて前面には出しません。その理由を、できるだけ正直に書きたいと思います。
義務の言語では、文化は生まれない
「サステナブル消費をしましょう」という呼びかけは、義務の言語のように感じます。正しいこと。環境のために。未来のために。その文章を読むとき、少し重くなりませんか。
重いものは、続きません。義務感から始まった行動は、キャンペーンが終われば終わります。罪悪感から買ったものは、愛着に変わりません。そして愛着に変わらないものは、また捨てられる。その皮肉に、多くの人が薄々気づいています。
私たちが生活すると、それだけで環境負荷がかかります。だからといって全てを耐えて、無理をして生活することは、本当の意味で持続可能ではないと思います。幸せに楽しく生きながら、今ある資源をテクノロジーと化学、知恵、知識などを駆使してネガティブインパクトをポジティブインパクトに変えていくこと。それこそが、循環型の本質ではないでしょうか。
北欧の循環型の思想が長く続いてきた理由は、それが義務ではないからだと思っています。
Circulivが目指すのは、循環する経済の一部になること
道徳とステータスが一致している文化。正しいことが美しく、美しいことが自然な選択になっている文化。それがNordic Cultural Capitalと私たちが呼ぶものです。
ブランド名「Circuliv」は、Circular(サーキュラー:循環)と、liv(リブ:スウェーデン語でLifeの意味)を組み合わせて作った造語です。Circulivはサーキュラーエコノミー(循環型経済)の一部となることを念頭に、活動しています。廃棄するのではなく、素材が循環し続ける仕組みの中にプロダクトを置くこと。それが私たちの設計の出発点です。
最初の一歩は、トートバッグから
お気に入りのバッグを持ってお出かけするところから、はじめの一歩を共に歩めたら。そんな願いから、Circulivの最初のプロダクトは生まれました。廃棄予定だったホテルリネンを、トートバッグに再デザインしたものです。
捨てられるはずだったものが、毎日使いたくなるものになる。その小さな循環が、Circulivのすべての出発点にあります。アップサイクルされたトートバッグが皆さんの手に渡ることで、限りある資源の有効利用ができて、そして「サーキュラーエコノミーの一部として暮らす選択」を友達や家族、同僚や周りの方に話すきっかけになれば、誰かが循環型ライフスタイルを取り入れるきっかけになれば、という願いが込められています。
サーモンレザーが生まれた理由
昨今の寿司ブームにより、食用サーモンの需要は年々大きくなっています。しかし高品質にも関わらず皮は、ほとんどの場合そのまま廃棄されていました。
そこに気づいた人がいました。20年以上の経験から皮を美しいレザーに仕上げる技術を持つ職人が北欧アイスランドにいて、ストックホルムには10年以上レザーと向き合ってきた作り手がいた。その出会いから、新たに循環するデザインが生まれました。
魚を全部使うのは、倫理的だからだけではなく、それが「美しい」からです。北欧には循環させるという意識と、長く使う美意識がある。それは日本の「もったいない」の感覚にも、どこか通じています。
自然が生み出した美しいパターンと耐久性。動物や昆虫など自然界からアイデアをもらったものづくりを人間はずっとしてきました。サーモンレザーのカードケースも、その系譜の上にある一つだと思っています。
サーモンレザーは、北欧の漁業倫理が素材として結晶したものです。アップサイクルテキスタイルは、Lagomという「過剰を退ける哲学」が繊維になったものです。それらは「エコプロダクト」として売られるべきものではなく、北欧の文化的資産の物質的な表現として、手に持たれるべきものだとCirculivは考えています。
そのためにも、できる限り環境負荷の少ない素材選び、長く使えるデザイン、商品の寿命や機能性を大切にし、工場の労働環境や生産や配送する上での温室効果ガスの排出量も考慮し、ビジネスの透明性も重要視しています。
循環は、パッケージまで
プロダクトをお届けするパッケージも、FSC認証を取得したボックスを使用し、可能な限り廃棄物の出ない配送を目指しています。
FSC認証とは「森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を守りながら適切に生産された製品を消費者に届けるためのマーク」です。手元に届く小さな箱の一枚まで、循環の思想を通したいと思っています。
「何を選ぶか」は「何を信じるか」の表明
素材の出自を知ること。作った人の思想を知ること。使い込むほどに育つものを選ぶこと。修繕しながら長く持つこと。
そのひとつひとつが、消費行動であると同時に、文化的な選択です。
Circulivは、その選択を「正しいから」ではなく「美しいから」するコミュニティを作りたいと思っています。東京でも、ストックホルムでも。規模は小さくていい。でも、思想の質においては妥協したくない。
「それを選ぶ理由を、語れるか。」
「作り手の顔が見えるか。」
これが、Circulivが大切にしている問いです。
廃棄されたホテルリネン生まれのエコバッグ
Premium Salmon collection
日本初上陸|北欧スウェーデンのプレミアムなサーモンレザー
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