サーモンレザーとは何か? 海から生まれた、北欧の循環素材

「サーモンレザーって、何ですか?」
あまり耳馴染みのないサーモンレザー。この問いに、できるだけ正直に答えたいと思います。
サーモンレザーは、本物の革です。
食用として消費されたサーモン(鮭)の皮を、廃棄する前に丁寧に回収し、なめして仕上げた天然皮革。合成素材でも、フェイクレザーでもありません。サーモンの皮そのものを、その道のプロが時間をかけて素材に変えたものです。
北欧、特にノルウェーやスウェーデンでは、サーモンは日常的な食材です。年間に消費される量は膨大で、食べ終わった後の皮は、長い間ほとんど廃棄されていました。しかしその皮は、実は驚くほど丈夫で美しい素材でした。
なぜサーモンの皮は丈夫なのか
サーモンは北の冷たい海を、何百キロもかけて遡上する魚です。その過酷な環境を生き抜くために、皮膚の繊維は特殊な構造を持っています。「クロスハッチ構造」と呼ばれる、繊維が斜めに交差しながら重なる組み方で、これが牛革と比べてもずっと高い引き裂き強度を生み出します。薄く、軽い。しかし、強い。その三つが同時に成立するのは、この構造があるからです。
サーモンレザーは、なぜ珍しいのか
一枚で取れる量に限りがあります。そして加工が難しい素材です。魚の皮は哺乳類の皮と組成が異なり、なめし(皮を革に変える工程)の技術を習得するまでに長い時間がかかります。アイスランドの工場にて20年もの歳月を経て得た高度な技術で、サーモンの皮が価値のあるレザー素材へと甦らされるまでになりました。
そしてCirculivのパートナーであるスウェーデンのサーモンレザー職人Kristian Eddeはが、考え抜かれた美しい北欧デザインへと生まれ変わらせるのです。そのため、量産はできません。一点一点、手で仕上げる少量生産の素材です。
牛革との違いは何か
牛革と比べると、サーモンレザーははるかに薄く軽い。しかし強度は引き裂きに関しては牛革を上回ります。また、鱗の痕跡が表面に微かに残り、これがサーモンレザー特有の表情を生み出します。均質に仕上がった素材にはない、生き物だった記憶のようなものが、表面に残っています。使い込むほどに手の油が浸透し、独自の艶が出てきます。
ビーガンレザー・合成皮革との違いは何か
ビーガンレザーの多くはポリウレタンなどのプラスチック系素材、もしくはアップルやサボテン、ココナッツなどにそのような人口素材を混ぜて作られています。ビーガンレザーや合成レザーは本革と比べると劣化が早いのが現状です。ただ近年の技術向上により以前より質は向上しています。サーモンレザーは天然素材であり、食品産業の副産物を活用しています。
Circulivがサーモンレザーを選ぶ理由
廃棄されていた皮に価値を見出すこと。それは「エコだから」という理由ではありません。北欧に古くから根づく「生を全うさせる」という思想、つまり手に入れたものを最後まで使い切ることへの敬意が、この素材の出発点にあります。日本にも「命をいただく」「生きること」という視点から共通する部分があると思います。Circulivはその北欧の思想ごと、日本へ届けたいと思っています。
よく聞かれること
サーモンの臭いはしますか?
なめし加工の工程でほぼ完全に取り除かれます。届いた製品に生臭さは一切ありません。本革なので他のレザーのような香りはしますが、魚の匂いはしません。
水に濡れても大丈夫ですか?
撥水加工はされていませんが、少量の水であれば問題ありません。ただし水没は避けてください。乾いた布で軽く拭き、自然乾燥させてください。
どのくらい長持ちしますか?
適切なケアをすれば、何年も使い続けられます。使い込むほどに風合いが増す素材です。
Premium Salmon collection
日本初上陸|北欧スウェーデンのプレミアムなサーモンレザー
-
Barents Card Holder / Wallet Premium Salmon Leather Card Holder Green
Regular price 2,880.00 SEKRegular priceUnit price perSale price 2,880.00 SEK -
Barents Card Holder / Wallet Premium Salmon Leather Card Holder Black
Regular price 2,880.00 SEKRegular priceUnit price perSale price 2,880.00 SEK