廃棄されたホテルリネンがアップサイクルされてトートバッグができるまで
使われなくなったホテルリネン(シーツ)がどのようにアップサイクルされてトートバッグ・エコバッグが作られるか、そのプロセスをご紹介します。

通常シーツなどのホテルリネンはまずクリーニング専門店に運ばれてきます。

そして、そのままホテルで使えるもの、取れない汚れがあるもの、穴の空いているもの、破れているものなどに選別されます。

クリーニング後、アイロンがけをして、ホテルに戻されるものと、再利用のために工場へ送られるものに分けられます。

Circulivのパートナー企業が提携を結んでいるパキスタンにある工場に運ばれ、規定のサイズに裁断します。
その後、裁縫プロセスに入ります。

環境に配慮したインクを使用して、デザインを印刷します。
トートバッグ自体には色をつけず白いまま使うことで、染色の際に出る汚染水の量を大幅にカットできます。

チェックをしながらタグ付けをします。

最終チェックが終わったら、綺麗に畳みます。
新しく作られた布を使うより、すでに何度も洗われたホテルリネンを扱うことで、有害な化学物質がほとんどなくなった状態で加工することになるため、工場で働く方の健康被害の削減にもつながります。
